作業道現場 滝ノ谷 -takinotani-

これまでの林業の担い手の協力隊がつくってきた、作業道の現場です。村として自伐型林業をはじめたばかりの頃は、踏査、路線設計、現場での指導を吉野の道づくりの先生、岡橋清隆さんにお願いしていました。


急峻な山に現在、おおよそ本線615m(赤色線) 、支線1:122m、支線2:粗道30m 支線3:35m 支線4:35m を開設しています。自伐型林業の研修時にも使われます。

支線1について

安井さんが2020年に122mを開設し、開設する際の工程別の作業について、記録、データを取りました。日々の自分の作業のスピードや、自立に向けて既存の補助金を活用した場合にどうなるのか、シミュレーションができるようにしました。

人材育成の現場として

新しい協力隊は、この滝ノ谷の現場で、選木、伐採、搬出方法等を学びます。4月から入った谷内さんは、ここで岡橋一嘉さんから選木の仕方、上方伐倒の仕方、2トントラックに積み込んでの搬出方法、などをじっくり学びました。


視察受け入れについて

自伐型林業について理解を深めるためには、作業道の現場を見て、感じるのが一番です。視察に来られる方と、一緒に歩きながら、空気、風、香り、五感を開いていただきます。山のこと、自伐型林業についての取組みのこと、自然のこと、木材のこと、歩きながらお話をしています。お気軽にお声がけください。


下北山村役場 農林建設課

TEL  07468-6-0016

MAIL  ringyou@vill.shimokitayama.lg.jp

担当 林業係 

奈良下北山村・森林林業地域おこし協力隊

奈良県下北山村・森林林業 地域おこし協力隊の活動を紹介。自伐型林業、作業道開設を軸に森づくりをしています。