森のACTION 2020 -2021
2020年4月
1年前に行った山主アンケートをもとに、佐田(さだ)地区に15haのモデル地区を選択し、境界明確化事業をスタート。山林所有者にむけて当初は、事業の説明会を行う予定が、コロナ渦にあり断念。現状の山林の状況を把握すべく、杭、書付、林分の違いなどを現地に実際に入って調査した。
2020年6月
山林所有者ごとに、森林調査のデータをもとに「現在の山林の情報」と、現地で確認した境界の状況をもとに「現在の境界情報」の資料を送付。村外の方々にも、ぜひ村に来ていただきたいとメッセージを送る。
2020年9月
現地で立ち会いをするか、代理をたてるかを決めていただいた。来村できる山林所有者さんには、隣り合う現地で顔合わせしながら境界を明確化する作業にあたった。村内所有者と村外所有者それぞれ、はじめて会う所有者も珍しくなかった。昔とは違う、山と人との距離が離れてしまったことを感じながらも、今この事業をやる意味を知る。近所に住む山林所有者さんは、元気で一緒に山に登って、いろいろな話を聞かせていただくいい機会にもなった。「毎年、この時期に杭がちゃんとあるか、山登り会をしようか」ある山主さんが言った。それは、いいですね。一緒に山に入りましょう。
2020年10月
境界明確化の後、作業道開設が可能なエリア、広葉樹に樹種転換するエリア、保育間伐をするエリアなど、それぞれの目標とする山をイメージしながらゾーニングを行った。各山林所有者ごとに施業の提案書を作成し、承諾をいただけるよう計画した。
2020年12月
佐田区有林に対し、作業道開設の提案をする。さまざまな質問をいただき、勉強になった。これからご提案する山林所有者にも、作業道のことをどのように伝えるべきか、考えさせられた。
2021年2月〜7月
佐田区有林と協定書を締結。2月から岡橋一嘉さんにより本線の道づくりを開始し、5月に完成。6月のある日、佐田の役員の方々と仕上がった作業道を一緒に歩き、改めて、完成お披露目会を開く。支線の開設に向けて、山主さんに施業、間伐の提案。
2021年8月
支線1を谷内さんが開設開始。支線2を安井さんが開設開始。進行中。
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